ボランティア子ども防災

 

マモッチャクラブの活動報告

1月18日 海南市 防災講演会

福島県相馬市長 立谷秀清市長
大規模災害時の行政のつとめと責任
~東日本大震災より14年~

2011年3月11日 14時46分

海南市の講演会に参加しました。
有田市の皆さんにも内容を共有します。

東日本大震災発生、3分30秒ゆれた、そのゆれは、1時間にも2時間にも感じるくらい長かったとのことでした。
その時の市長の行動は、災害対策本部をたちあげ、消防団に呼び掛けをおこなった。
2点市長からの指示(地震から9分後)

①内陸部の消防団には、家屋の倒壊による負傷がいないか確認すること。
②海岸部の消防団には、家屋の倒壊の注意および津波のおそれがあるため、市民の高台への避難広報、誘導をすること。

初動の市長の指示は分かりやすく、消防団は責務をはたした。
消防団10名が殉死した。
消防団のおかげで、助かった人がたくさんいた。
消防団は地域の守り神であるといえると立谷市長は語る。

次の死者を出さない方針をだす。
行動目標を具体的に、優先順位をたて、関連図を作成!

孤立者の救助
避難者の健康管理

災害関連死、孤独死、経済自殺を予防するために何が必要かを考え、行動していく。

復興とは、人生の再設計ができること、高齢者であれば、安らかな老後を過ごすことができるとのことであると立谷市長は言う。

目標と目的、行動方針が分かりやすく
相馬市の人たちは立谷市長の指示どおり動いていく。

具体的な支援

住民基本台帳をもとに、住民すべてに一人3万円配る(相馬市独自の政策)
カラオケシダックス(全国の給食つくっている)栄養管理をしてもらい、トレイに入れたあたたかい食事を提供

殉死された消防団の家族、子どもに教育が受けれるように支援(亡くなられる前、家族のことが無念だったと思うから、安心して成仏できるように)

医療支援

無料法律相談、経済自殺対策のため
被災者のデータベース化

→避難所で仮住所を与え管理する
 避難所の環境改善
 仮説住宅マネジメント

→100世帯に1つの集会所もうけて、住民により管理をおこなってもらう(給与制)
 孤独死対策

→仮説施設に給食配給、配給時にコミュニケーションをとる。
 リヤカーによる訪問販売
 高齢者に昔の光景をおもいだしてもらうように。

さまざまな対策により、復興=人生の再建、再設計ができること、安らかな老後を過ごすことができるようになる。
災害の支援は、義理と人情であると立谷市長は語る。日頃からのつながり、助け合いによってうまれる。

講演会を聞いて、災害を経験の話は、次の災害のときに役に立ちます。教訓をいかし、日頃からつながり、助け合いができるように行動していきたいと思いました。
私の住む町でも、災害時、行動方針にしたがい、市民すべてのひとが同じ方向をむき、復興ができるようなシステムつくり、横のつながりが必要であるとおもいました。それらを達成するために自分ができること行動していこうと思います。

 

団体名マモッチャクラブ
団体種類ボランティア団体
活動目的防災教育、防災啓発
活動対象子ども、子育て世代
連絡先有田市社協 0737-88-2750

 

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