学校にいけない・いかない子どもたちへ
学校にいけない・いかない子どもたちへ
有田市社協では、2021年1月から「学校へいけない・いかない子をもつ親同士がつながる場」として親御さんたちの思いを受け止める・出す場を2か月に一度つくっています。
その中で、子どもたちにも多様な居場所が必要だという声をお聴きし、その場づくりを始めます。
大学生による場づくり
最大の特徴は、中心になるのが現役の大学生ということです。もちろん、社協職員や大学教員も同じ空間にいますが、子どもたちと対話したり、一緒に過ごすのは大学生たちです。
現在は、大阪府寝屋川市にキャンパスがある摂南大学のPBL(課題解決型学習)チームの面々を中心に、四天王寺大学・武庫川女子大学・和歌山大学に在籍する学生が一緒に取組んでいます。
大人ではなく、少し上の世代の兄・姉という存在の方と話をすることで、何か感じてもらえたらいいなと考えています。
毎週金曜 13:30-16:00 バーチャルの居場所
外へ出なくても、誰かとつながることが出来る場として、『oVice』というオンライン上の空間を使っています。こちらは既に始まっています。
基本的には、パソコンからの接続をお勧めしますが、画面の小ささなどをご了承いただけるのであればWi-Fi環境でのスマホ接続でも可能です。
oViceは、動物のアイコンの顔が自分の分身として始まりますので、顔を出さずに声だけで会話したり、顔を見て話したくなればそんなスペースに移動することができます。
何度か体験しているワーカーは、oViceの中にいながら、別のゲームやYouTubeなどにも接続可能なので、話をすることに集中しなくて済むという気楽さがあります。
第4金曜 13:30-16:00 保田地区の秘密基地
そして、関係性ができてくれば、やはりリアルに会って楽しみたい!と考えています。
今回、この活動を知った有田市の「合同会社ウイル」さんのご厚意で、お部屋を貸してただけることになりました。感謝です!
建物1階には介護事業所の事務所が入っていますが、外階段があるので誰とも顔を合わさずに入ることが可能です。
そして何と!近くにある「畑」も使わせていただけるということで、土を触ったり、一緒に野菜を育てることも考えています。育った野菜でお料理もしたいと思っています。
学校のある時間に開催する意味
お気づきのように、この居場所は平日に行います。これまでの親御さんからのお話や当事者の声から、”学校を休んでいても学校のことを気にしている”子もいるということを確認しています。
正直、主催者も悩みました。子どもたちには、思い悩んでいるよりも、どうせなら同じ時間を楽しく過ごしてほしいという思いで平日に開催します。
参加される子どもたちがどう感じるのか、そもそも参加があるのか、というところですが、とにかくやってみます。ご意見をいただきながら、形を変えることも十分に検討しながらスタートします。
お申込みはこちらから
https://forms.gle/kBv56h7u4HD8YjWN7
当面はお申込みを受けてからご案内します。これもまた試行錯誤しながら進めてまいりますのでご理解いただけますと幸いです。
団体名 | 社会福祉法人 有田市社会福祉協議会 |
団体HP | https://aridashi-shakyo.jp/ |