ボランティアまちづくり高齢者

 

ボランティアグループ
「陽だまり」からのお祝いの品

有田市内の公民館や会館では、有田市地域包括支援センターによる「みんなのサロン」など、高齢者の居場所づくりや介護予防を目的とした活動が行われています。

ご自身が住んでいるところの近くで、簡単な体操などを指導してもらえるので運動の継続になりますし、何より、人と会うということ自体が大切な社会参加と認知症予防にもつながります。

 

 

そんなサロンの場に、その名のとおりあったかい飲み物と笑顔を届けてくれているのがボランティアグ ループ「陽だまり」の皆さんです。陽だまりの皆さんは、市内のすべてのサロン活動の場で、体操後のひと時をコーヒーでもてなしてくれています。

活動歴はもう15年になります。コロナ禍で一時サロン自体が止まってしまいましたが、早く再開したいと地域包括支援センターに自ら提案され、現在は感染防止のために陶器から紙コップに変更したり、これまで自慢だった手づくりおやつを泣く泣く断念したりと苦渋の判断をしながら続けられています。

そんな陽だまりの皆さんが、「有田市ボランティア・市民活動応援助成」を活用して、サロンを利用されている高齢者の皆さんに敬老のお祝いをされました。

手づくりのキーホルダーです。そこには、陽だまりの皆さんの優しさが詰まっています。

矢櫃地区のサロン 代表の山下さんがどんな思いでこのプレゼントを作ったのかお話されています。

ボランティア するもされるも 高齢者

 盗作だと笑いながらご紹介されたこの一句、参加者もボランティアの皆さんも70代以上がほとんどという会場にピッタリでした(笑)。

 お互い年代が変わらないから分かることがあると、プレゼントはキラキラ光る大きいキーホルダーを手作りされていました。「鍵がない!あれがない!」と探すことが増える年代の皆さんに大きな目印になりそうです。

メンバーの皆さんの手づくりのキーホルダー 色のチョイスはそれぞれのセンスだそうです。

長年活動を続けられている代表の山下さんにボランティア活動に対する思いを聴いてみました。

「仲間が盛り上げてくれたお陰で15年続けてこられたことに感動!利用者に喜んでもらえる感激で胸がいっぱいです。高齢者ボランティア がんばりたいです」

これからも、ボランティアをする方もされる方も、皆さんがお互いの存在で元気に活動を続けられたらいいですね。

ボランティアグループ陽だまりは、令和4年度和歌山県社会福祉功労者表彰において、福祉ボランティア団体として、「和歌山県知事感謝状」を受賞されました。誠におめでとうございます。

 

団体名ボランティアグループ 陽だまり
団体HP

 

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