有田市朗読ボランティアささやき
日本善行表彰受賞
情報や思いを「声」にのせて
朗読ボランティア「ささやき」の皆さんは、毎月有田市報『広報ありだ』を音声録音しています。視覚障害のある方に大切な情報をお届けしています。奇数月には、有田市報に加え『ありだし社協だより』の録音も行われています。 先日、『広報ありだ12月号』の録音活動を取材させていただきました。
「ささやき」の皆さんは、有田市全域に会員がおられ、地区ごとにチームを作って活動されています。今月は箕島宮原チームによる古江見中央公民館での録音でした。
有田市報は毎号ボリュームがあり、コーナーごとに分担されています。外部音の少ない環境を確保するのも大変な中、皆さん集中して、かつ楽しんで活動されています。
「ささやき」の皆さんは、子どもたちへの絵本の読み聞かせや大人向け朗読会も行われています。朗読と情報を伝えることは、技法に大きな違いがあるそうで以前もその研修を実施されていました。
平成8年の結成以来、会員の皆さんの顔ぶれも入れ替わりつつ活動を継続されています。これまでも、『有田市文化奨励賞』や「子どもの読書活動優秀実践 文部科学大臣賞」など数々の賞を受賞されてきました。今年度新たに「日本善行表彰」を受賞されました。誠におめでとうございます。
今回の受賞にあたり、感じるところをお聞きしました。
「長年にわたり、その時代の会員さんが地道に活動を続けられたことが評価されたのだとありがたく感謝いたします。受賞いただいたことを、歴代の先輩方にもお知らせできたらいいなと思っています。今後に向けても活動を継続し、地域の皆さんに貢献できるよう発表をしていきたいと思います。
興味のある方、一緒に活動してくれる方を随時募集しています。」
団体名 | 有田市朗読ボランティアささやき |